2010年9月11日(土)打ち上げ時はヘルメット着用
 9月11日(土)、H僑船蹈吋奪硲隠弦羌,砲茲觸狹慶艮卆院屬澆舛咾」の打ち上げを種子島宇宙センターにて視察しました。種子島での打ち上げを見るのは今回で2回目。天気にも恵まれ、予定時刻の午後8時17分、雲一つない星空に上がったロケットが星のような大きさになって南方向に消えていくまでずっと、目で追うことができました。「みちびき」はハワイ沖を通り、ベネズエラ上空を通り…というルートで予定軌道に向かいました。

2010年9月11日(土)上昇中の「みちびき」
 「みちびき」は日本版GPSとも言われ、準天頂という表現は、日本の天頂(真上)に近いところ(天頂付近)を通る衛星であることを意味しています。8の字を描いて地球を周回する「みちびき」が日本の準天頂を飛行する時間は1日8時間、つまり24時間日本の上空をカバーするにはあと2機必要です。米国の軍事衛星として始まったGPSに頼り続けるのではなく、欧州や中国が独自のシステム開発に乗り出すという状況を踏まえ、日本も宇宙利用に向けた2号機、3号機の開発を進めるべきだと思います。

2010年9月12日(日)大型ロケット発射場(遠景)2010年9月12日(日)大型ロケット発射場(近景)
 この日は種子島に宿泊し、翌日は宇宙センターを見学しました。宇宙センターは総合司令棟やゲストハウスなどがある場所と大型ロケット発射場がある地点とに分かれており、私達が打ち上げを見たゲストハウスから射場までは約5km離れています。初めに総合司令棟やクリーンルーム内を見学し、それから射場に向かいました。打ち上げ翌日の射場は洗浄中…。上を見上げたら勢いよく放水していました。ここは本当に海辺にあるので、錆対策に神経を使うそうです。射場の近くにはロケットの組立棟があります。NASAに比べるとすべてが小ぶりですが、初めて日本の打ち上げ施設を見学することができました。日本の筑波宇宙センターと種子島宇宙センターの関係は、ちょうどアメリカのジョンソン宇宙センターとケネディ宇宙センターの関係に相当します。つまり種子島は打ち上げ専用の施設であり、打ち上げた後の追跡や管制は筑波に引き継がれるのです。NASAにも2回行き、比較対象があるので、各施設の役割が理解しやすくなってきました。

2010年9月12日(日)鉄砲伝来紀功碑
 ところで種子島は鉄砲伝来の地…。宇宙センターからほど近い(同じ海岸線にある)門倉(かどくら)岬にも立ち寄りました。日本の歴史を感じながら記念碑を眺め、帰りはフェリーと飛行機を乗り継いで帰京しました。