8月6日(金)、「竹島問題に関する質問主意書」を提出しました。民主党政権になってから竹島問題について質問主意書を提出するのは4回目になります。この問題に関する民主党の外交姿勢を確かめたくて、1回目の質問趣意書は今年2月に岡田外務大臣が韓国を訪問する前に提出しました。この度の質問主意書は防衛白書の公表時期が「竹島問題」に配慮して延期されたのではないかと憶測されたこと、日韓併合についての首相談話を国民新党はもちろん、民主党内にも異論があるにも関わらず菅総理が発表したことに対し、抗議の意味も込めて提出しました。

 まず質問主意書は1週間で答弁書を返すのが原則であるのに、今回は2週間もかかりました。途中、答弁書が遅れる理由について「内容に検討を要する」という文書を受け取りました。けれども、2週間も検討しながら結局質問に何も答えていないし、政府は竹島問題について真面目に考えていないのではないかとさえ思います。この問題については自民党政権も及び腰でしたが、日韓併合から100年の歳月のうち、58年間も韓国に不法占拠され続けている事実があるのに、首相談話を発表して謝罪外交を続ける外交感覚が私には理解できません。韓国人の対日感情に配慮するあまり、足下の日本国民、特に島根県民の方を見ていないのではないかと、島根県を代表する国会議員として率直に思います。

 私は外交については自民党の保守派に近いかもしれません。けれども小泉構造改革を進めた「小さな政府」路線には反対なので、未だに郵政民営化は正しかったと主張する自民党とは交われません。民主党には「大きな政府」、「小さな政府」派の両方がいて、さらに外交については決定的に違うので、こちらに加わるのも無理です。外国人参政権についても前通常国会で危うく法案提出されそうでしたが、国民新党が反対して過半数が取れなかったので、民主党が提出を諦めました。民主党は保守派の私からは左翼すぎるのです。ただ民主党内には保守派もいて、この人達の主張には違和感がありません。

 英国を念頭に小選挙区制に変え、二大政党制を目指してきた「政治改革」は、結局、失敗したのだと私は思います。民主党内では代表選に向けての権力闘争が激しくなってきました。私は権力闘争の外にいるので関係ありませんが、政策の話が全く出てこないこと、政党内で全然政策が一致しない現状を目の当たりにすると、やはり政界再編が必要ではないかとつくづく思います。

2010年8月6日(金)竹島問題に関する質問主意書
2010年8月10日(火)答弁書延期についての釈明文
2010年8月20日(金)竹島問題に関する質問に対する答弁書